司法書士>まず、馴染もう！不動産登記法の勉強方法

■まず、馴染もう！不動産登記法の勉強方法■

不動産登記法の法律は、民法などの法律とは違い、日常生活にお
いては全く触れることなく過ごしている人が殆どです。職業が不
動産会社の社員であったり、銀行員や市町村の役所等であれば、
仕事上目にすることがある不動産登記ですが、一般的には、馴染
みが薄いものです。そこで、自宅の登記簿を法務局にて閲覧する
と、自宅ですので、きっと興味深く閲覧することができると思い
ます。

不動産登記法は、民法などの実体法と密接に関わる法律です。そ
の実体法を基に、不動産に生じた『権利の変動』を登記簿という
紙面に表示し、現在の不動産の状態を表すものが不動産登記です。

不動産登記法の学習は、
�@条文の読み込み
�A過去問の分析
�B参考書の精読
これらを組み合わせた勉強が不動産登記法をマスターする近道で
す。参考書をていねいに読み込んでいき、参考書上に引用されて
いる条文はすぐに六法で確認することです。不動産登記法の基本
原理を押さえることにより、利害関係人、添付書類等、登記申請
書の内容がすんなり頭に入ってきて、理解しやすくなります。